看板

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小学校に入る前の娘と遊園地に行った。

入り口には看板が貼ってあって、「楽しんでね」と書かれていた。

まだ字が読めるようになったばかりの娘が、まじまじとその看板をみていている姿が微笑ましかった。

ジェットコースター、観覧車、コーヒーカップ、と色んな乗り物に乗った。

しかし、どうにも娘はそわそわして楽しんでいる様子がない。

なんでだろう?

俺は「せっかく遊園地に来たんだから入り口に書いてあるようにしないと駄目だぞ。」と言うとやたら暗い顔になる娘。

まだ娘には遊園地は早かったのかな?

その日は、仕方ないから帰ることにした。

そして娘はその日自殺した。

俺は今でも自分を許せないでいる。

解説

娘は、平仮名しか読めなかった。
「楽しんでね」⇒「しんでね」の部分しか。

引用:https://latte.la/column/89619821

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